さよならを教えて comment te dire adieu
| チャームポイント |
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| 日本一長い夕暮れ時を彷徨い続ける、最狂最悪最高最期のファナティックアドベンチャーノベル |
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シス&ロリ (4点) | 校庭で出会う少女、田町まひる。主人公を「おにーちゃん」と呼び慕う幼なじみの少女。感情の起伏が激しい性格は無邪気とも取れる。猫のように気まぐれで子供らしさの抜けない少女。ようするに根っからのロリキャラということです。でもちょっとこの子はね……いや可愛いんですけど……ちょっとね……Hシーンもあまりに特殊だし……どうしてもアレかな……。 |
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| キャラ (7点) |
原画は知る人ぞ知る長岡健蔵さん。特徴が無いようで特徴の有る絵柄。髪の毛が非常に美術的というか絵画的というか。 まあ何より特徴的なのはCGすべてが夕焼け色に染まっている点ですが。狂った世界に相応しい血に染まったような雰囲気が出てて大変結構ですが、ヒロインたちの本当の色が分からないのがちょっと残念。 ヒロインは可憐にして清楚な少女睦月、屋上から下界を望む孤高の少女望美、主人公をおに―ちゃんと呼び慕う少女まひる、素直になれず斜に構えている図書館の司書係御幸、頭の先から空気が漏れているようなおっとり少女こより。他攻略不可な年増が二人。 この7人はフルボイスで、特に年増の1人、大森となえの声優さんはかなり演技が達者です。他にも、睦月の儚げな喋り、望美のやる気の無さそうな喋り、こよりの間延びした喋りなど、声優さんがヒロインたちの特徴をよく捉えてくれているなと感じられます。ていうかこより萌えー。なんかこの作品で睦月以外に対して萌えーとか使うと自己嫌悪に陥りそうですが。 あと、この作品の特徴として非常に猟奇的なシーンが多々登場します。内臓が飛び出したり、腕がブチ切れて切り口がアップで映されたり、全身を矢で射抜かれたりします。そういうのが苦手な人はなるべく購入を控えた方がいいかも。 |
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難易度 (5点) | 基本的に毎日お目当てのヒロインと会い、無難な選択肢を選んでいれば問題はないと思います。各ヒロインたちのいる場所は常に同じですので会いに行く時に苦労することもありませんし、何より選択肢自体かなり少ないですのでもし攻略に失敗してもやり直しがラクです。CG集めも基本的には攻略=回収みたいなものですから問題ないでしょう。 |
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シナリオ (8点) |
さよなら…。今、全ての人に贈る最期の言葉。 間を見失い、すべてに逡巡し、自分の事さえも分からない主人公は、悪夢と白昼夢に悩まされながら、教育実習生としての責務を全うしつつ、迷い子のように橙色の放課後を彷徨い続ける。校舎で出会う少女たちにやすらぎを求め、同僚の女性たちの顔色を伺う毎日。彼と彼以外の間にあるのは深く暗い奈落だけだった。彼はそこに転がり落ちるしかないのかも知れない。 そう、昼の次にやって来るのが夜でしかないように、人間が不眠不休で起き続けられないように、人が空を飛べないように、1+1が2であるように、少女が女へと成長するように、……至極当たり前のように。 正気と狂気の狭間を超えた時、貴方が目撃する結末とは……?? ご注意 ですが、自分はおそらくこの主人公は反面教師であると考えます。この主人公は結局最後までこんなままだけど、あなたはそうならないようにネ☆みたいな。上記の「ご注意」の内容がまんま重度ヲタに当てはまる点から考えると、「こういう重度なヲタの諸君はこんな駄目な主人公に感情移入し過ぎてしまって危険なのでこのゲームをやっちゃいけないよ。このゲームは、まだ現実世界に復帰できる可能性のある軽度のヲタさんたちにプレイして欲しいな」という製作者側のメッセージが伝わってこないこともありません。ヒロインたちや大森となえも作品内で現状の打開策を教えてくれますし、現実復帰の意志のある方はそれらの意見を参考に今後の人生を生きてみるとよろしいかと。 ちなみに、ここで言う「現実復帰」とは決して「エロゲーからの卒業」を意味するものではありませんので。「エロゲーをプレイするのはもちろんOKだけど、現実もしっかり見つめた上でゲームを楽しもうね」ということです。 あと、演出面が大変素晴らしいです。音、映像、文章など、あらゆる要素を駆使した数々の演出には感心させれられるばかり。これもやはりセンスの良さということなんでしょうね。 |
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システム (10点) |
校内移動と会話内選択肢によってEDが変化するビジュアルノベル式AVG。 ゲーム期間は10日、テキスト量は多めでしょう。EDはバッドエンド以外ではヒロインごとの5種類です。 おまけモードはCG鑑賞、BGM鑑賞、Hシーン回想と基本は押さえてあります。 セーブ&ロードは選択肢表示中以外はいつでも可能でセーブ可能数は15。 この「選択肢が出てる時だけセーブできない」というあまりに特殊な条件がかなり曲者で、一応選択肢が表示される直前の文章に「∴」マークが付いて警告してくれるものの、連打クリックしてる時とかかなり危険です。何でこんな変なセーブ条件にしたのか意図が不明。業界の極北にして異形異彩異端だから素直になれなかったのでしょうか。何にしろ迷惑な話ですが。 ビジュアルノベルの基本であるページ巻き戻し機能はもちろん有ります。他にもロースペックモードが搭載されていて基本的にはユーザーに優しい作りです。 |
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| 音楽 (8点) | 音楽担当はさっぽろももこ。「発情カルテ」をプレイした自分としては大変不安でしたが、予想外にかなり良い曲ばかりです。清浄にして混沌のBGM・・・まさにその通り。この狂った作品世界にあまりに見事にハマっている曲の数々は、聴いているとジャンキーになった気分になれます。そして頭がオカシクなりかけたあなたにI’veサウンドによるエンディングテーマ「さよならを教えて」がきっちりトドメを刺してくれることでしょう。 |
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エロ (7点) |
回数は一人につき2、3回程度。内容はラブラブ、縛り、達磨、フィスト、尻穴にカラシ塗りなど非常に様々。主人公の悪夢の中には、怪物の触手に前も後ろも目も耳も胸も貫かれ犯される天使も登場します。 フェラはほぼ全てのヒロインに用意されておりフェラ音もバッチリ。汁描写もありますが、顔射よりも 膣内射精→中から精液がドロリ にこだわっているようです。 また、HCGの構図がなかなか凝っていて燃えます。この辺はセンスの良さということでしょう。Hシーンでのヒロイン達の表情も非常に艶かしいです。後ろから犯されながら指フェラする睦月の表情が最高です。教室で一発かました後の「僕は肉茎にまとわりついてた粘液を睦月の机に擦り付けてから、服を着て、教室を出た。」などというハイセンスな文章もそそります。 ただ、エロテキストの量は標準並で、場合によってはかなり短いこともありますのでパンツを下ろす際は注意が必要でしょう。パンツを下ろすといえば、この作品は作品の性質上非常に唐突にHシーンが始まることが多々ありますので、慌ててパンツを下げるハメにならないよう常に準備を整えておくよう心掛けてください。 |
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お勧め度 (7点) |
非常に評価が難しいですが…。とりあえすこのお勧め度はあくまでも「ご注意」に当てはまらない人に対してのものです。「ご注意」に当てはまる人は絶対に買わないように。まあ1つ当てはまる程度ならまだ良いですが。…殺人癖があったらやばいけど。 総合的には悪くない出来だと思います。むしろ非常にセンスのある文章のオンパレードで面白いです。また、この作品を終えた時に鬱になるとしたら、それはあなたが「ご注意」に当てはまっていたという証拠ですので気をつけてください。 それにしても、「ファナティック」という単語はこの作品に相応しくないような…。 |
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