むかで
寝ていて朝方に足がしびれたので目が覚めた
かゆいし足の指がまひするように感じたので手でこすった
はれてきたので虫にさされたのかもしれないとムヒ(虫さされの薬)を塗った
あまりにもはれが大きいのでむかでかもしれないとうわぶとんをパタパタとふった
すると小さめのむかでが逃げて下ふとんのカバーのまきあげた所に入った
急いでテイッシュ3枚と紙を重ねて持ち、そっとまくれた所をあげるとむかでが出てきた
つまんで庭にすてた
まだ暗いのに眠れなくなった
自然は多いほどいいと町の人は思うが虫も同時に発生する
虫の中には害虫もいる
むかでにかまれて死ないと聞いていたが自分の体で証明した
他にも蚊や小さな名も知れない虫によく刺される
電子蚊とり器ができて重宝している
60日イッッポンポンのCMのようにつけっぱなしにしても長く持つので便利になった
蚊やはえを退治するのは田舎(自然が豊富)では大変なことなのだ
大学で先生がいなかのほうが町に比べて衛生状態が悪いと言ったが本当だ
キレイな自然があるほうが衛生は良いと思っていたが逆だった
新興住宅地だが空き地はあるし前の家は空き家で手入れがしてない
自然は町の人が描くような公園ではない
自然と闘うといった方がよい
少しでも手入れを怠ると自然に逆襲される
山も木の値打ちが下がって手入れしなくなって荒れた
典型はまったけがとれなくなったことだ
戦前はそんなにとってどうするのだったと聞いた
戦後まったけの産地にいても食べたことがない
山道は2、3年も通らないとかんぼく潅木がはえて通れなくなる
人が入らない山は荒れていくのだ
自然災害も起こる
雑木がおいしげると松は枯れる
その後で大木が育つがそこまでいくのに何百年もかかるだろう
時間間隔が50年、100年単位で考えるのだ
まつくいむしの駆除といってヘリコプターで農薬をまいたが松は枯れた
これは自然のサイクルを無視した方法で農薬会社がもうけただけだ
なんの変化もなかった
おかげで虫が死んだのか蚊もはえもいなくなった
戦後蚤のみがわいてDDTの白い粉を布につつんで体中にぽんぽんとつけて寝た
DDTは今では使用禁止である(発ガン物質があるらしい)
引揚者は全員DDTの粉をかぶせられた記憶がある人には信じられないような時代になった
女子生徒は髪の中にDDTの粉をいれられた(ホント)
それほど衛生状態の悪かった田舎がいまでは蚊もはえもいない、町より快適だ
(トレビアなら100へえだろう)
なぜかわからないが考えられることは農薬だろう
強力な農薬を田んぼに散布するので蚊やはえがいなくなったらしい
おかげで農民のガンの発生率は高い
農薬はドイツの毒ガスだった
虫も殺すが人間もころす薬と思うべし
(家庭用のスプレーの殺虫剤もモトは毒ガスからきた農薬だ)
農業用のビニールハウスの中で農薬をまくとその中で働く人は毒ガスをすっているのと同じだ
体に悪いので自然農法がでてきた
消費者に良い食べ物は生産者の健康にもよい
虫にもよいので自然が帰ってきたと言える
が、いなか暮らしは自然の排除である
草、木等を刈ったり切ったりして人工的な環境を作るために努力してきたのだ
東京深川の江戸資料館の前に貼ってあった新聞には近所で一匹の蛇がでたというニュースだった
そばに神社があるので自然がまだ保たれていると書いてあった
田舎では父がはめ、毒蛇にかまれて入院したのとえらい違いである
道路がアスファルトでできたので快適になった
おかげで家はそのままでもキレイに見えて、写真うつりがよい
草や木だけでは手入れが悪いと写真に撮ったらジャングルと思われるのだ
自然をほっておくだけでは人間の生活ができない
地球全体が人間の手が入る、コントロールする時代になった
野生の動物、植物も人間がコントロールしている
考えようによっては将来が恐ろしい