関西の没落
シュペングラーの西洋の没落ほどでもないが近鉄バッファローの消滅のように関西は没落している
故中島らも氏は関西帝国の没落としてお笑いでこれを証明した
お笑いの吉本興業も東京の方が大阪より利益、もうけがでるようになった
先端技術や会社の本社が東京に集中するからだ
大阪では情報が集まらないのだ
産業のコメは今IT産業で代表されるように情報である
東京にいると日本の中心にいるように感じ大阪も地方にすぎないと思う
東京に1千万人、その周辺に1千万人とすると日本の1/5の人口が関東に住んでいるのでまさにミヤコ都である
しかし関東は東京だけが都会で千葉や埼玉、さらに東北まで買い物やファッションが東京ではいびつな感じがする
京都、大阪、神戸とそれぞれの町が特徴を持って繁栄しているのと対象的だ
府中へ行くと畑は富士山の灰からできたらしい土(関東ローム層)で群馬では急に土地が高くなるのは浅間山の火山灰が積もってできただろうと思う
先日浅間山が噴火してその灰が東京を越えて房総半島まで達したそうだ
この灰の土では豊作、豊かな収穫は望めないだろうと思う
柳田国男は近くの出身だが兄にたよって東京に行った時に子供の少ないのに驚いている
食べ物がすくないので人口が調整されていたらしいのだ(→赤ん坊殺し)
関西では暖かいために米の収穫は多くそのため子供の数が多かった
人口増加で階級制度が農民、庶民の間にできてその解消に今でも苦しんでいる(→階級社会)
関東や東北ではそのような階層は少ない又は無いのは人口が増えなかったのが原因と言われている
学生の時に赤城山の頂上へ行ったがそこの湖は非常に寒く真夏でも長袖が必要だった
そこのバスの中から見た子供の服装が貧しいことに驚いた
国定忠治のような人物がでるのは寒さで食べられないからだと思った(詳しくはわからないが)
それが逆転したのは江戸幕府ができてからだ
日本の産物や人物が集中するようになったからだ
くだらない、は大阪から江戸に下る産物は上等だったが下るに値しないもの=下らないものとなったのだ
明治の東京遷都で決定的になった
関西の今後は京都大学を中心としたノーベル賞受賞者が多いことを利用して産業をおこすしかない
小柴博士が東大から初めての受賞者である
関西は伝統がある一方新しいものを求める気風も強い
しかも官僚や政治にしばられないので自由なものの考え方ができる
学者間も協力するが競争するより勝るので学際的な研究が生まれる
田中さんが工学出身だが生物でノーベル賞をとったのがよい例である
しかし日本で認められずに特許も取らなかったので欧米で認められていたのだ
日本で真に最先端を認める土壌がないのは憂うべきである
人間関係を重視するあまり飛びぬけたコトがわからない欠点を直さないと日本の将来もない
製造業が中国に行って日本の生きる道はサカイヤタイチ氏の知価を利用するしかないのだ
特許が重視されだしたしいわゆるノウハウknow howが中国にわたらないように注意するようになった
金型は工業生産のカナメだが下請けからださせた設計図を中国にわたし今それに基づいた製品は日本製と同じになった
結局下請けは仕事がなくなった(→不況)
大阪周辺に多い中小企業の不況の構造はこのようにしてできたのだ
それに伴って関西は没落した
マネできないモノを作ろうと産学協同が始まったがその中で中小企業が人口衛星をうちあげようとする企画はおもしろい
それぞれの得意とする分野を総合それば人工衛星ができると言うのだ
NASDAの支部も東大阪にできた
打ち上げるロケットがあれば実現できる所までこぎつけたのだ
(ロケットの信頼性が問われている)
首都移転計画は中途でなくなったように見えるが東京にすべてが集中しているのも考えものだ
関西では地震が頻発しているが東京に関東大震災が再びおこらないとは言えない
いまからでも情報の一極集中をなくすようにしておきたいものだ
情報は産業のコメだからだ
それに関西は乗り遅れたのだ
IT時代がそれをかえる可能性がでてきた
インターネットで一瞬のうちに情報が世界をかけ巡るようになったからだ
メールもクリックひとつでアメリカに届いている
便利になったものだ
しかもホームページでは世界に発信もできる
日本でなく世界を相手にする時代が来たのだ