アルジャジーラ
アルジャジーラがカタールの国営放送局と知って驚いた
アルカイダやオサマビンラーデン氏のビデオテープを放映して有名だったからだ
‘96年に設立されてBBCの中立性やCNNの取材性を目指して活動したと言う
その特異性はアラブ世界では目立っていた
いや欧米からもおおいに注目されたテレビ局だった
9/11後、アフガニスタンでアメリカの攻撃が始まってからはこの局から流されるアルカイダ関係の放送は正確さにおいて一番だった
アラブ系ということもあってアルカイダからも取材に招かれて放送する内容はアメリカにとって心地よいものではなかった
特にオサマビンラーデン氏のアメリカ人を殺せという発言はアメリカが耐えられなかったろう
(ソ連のアフガン侵攻ではオサマ氏はアメリカと組んで戦った)
さらにイラク侵攻後テロリストからの提供テープに写されたアメリカ人や日本人を含む欧米人の捕虜を処刑する場面は目をそらしたくなるような光景であった
それでもその正確さには絶大な信頼があった
賛否の意見がわきおこるのも当然であろう
アメリカはカタール政府に対して圧力をかけたことが想像される
設立後9年間も国営放送としてよくやったというのが大方の意見であろう
それに比べてNHKが自民党に事前説明するのは当然というのを聞いてこれが言論の自由を言う国の放送局かと疑う
国民放送を言うNHKに聞かせたい国営放送であった
放送局を私営にするらしい
アメリカは何百万ドルを使って報道の自由を宣伝する
しかしアメリカに不利な放送をするからとカタール政府に苦情を言うのは納得できないとアルジャジーラの記者は言う
誰も自分に不利な放送はしてほしくないのである
報道の自由や中立を言うが実際はむつかしい
古代アテネでソクラテスは民衆をたぶらかすとして毒を飲んで死んだのは有名である
民主主義が衆愚主義(民衆がバカである)になった例として有名である
愛知者を殺したのはなぜかを考えたプラトンは哲学者が王である国を理想とした
梅原氏は言う
日本の腐敗の現象は確実にすすんでいる
小泉首相は戦争を2度と起こしてはいけないと言うならなぜ靖国神社に行くのか
もう一度米英と戦争をしますと靖国参拝するなら論理的一貫性をもつ行為である、と
又、イラクの自衛隊は非戦闘地域にいる、は自衛隊の安全を守る議論を抹殺する暴言である、と
ソフィストは詭弁きべんをあやつる者でしかない
♪ソ、ソ、ソクラテスかプロトンか、皆悩んで大きくなった♪
と、野坂氏は歌った
論理的矛盾を指摘する報道は当事者にとっていかにおそろしいかをアルジャジーラは示した
言論も同じであろう
ペン(ことば)は武よりも強し
アルジャジーラがカタールの国営放送局であったと聞いて誰しも驚くだろう
しかし制度や会社よりも個人の存在はさらに大きいとも知った
民主主義を健全にしてもらいたいと思うのは梅原氏だけではない
それも日本だけでなく世界中で行われることを望む