外来種
20数種の外来種の輸入と移動禁止が決定された
なかでもブラックバス(大口バス)、アライグマ、かめつき亀が目玉である
特にブラックバスは賛否両論が激しくたたかって最後まで決着がつかなかった
反対者はブラックバスを釣る客を乗せる業者である
生活の糧を奪われるとする
都会では関心が低かった
瀬戸内海地方の気候は雨がすくなく晴天がおおい地中海式気候である
田をつくるにはため池をつくらねばならない
そうしないと水不足となる
だから田があるところは必ず池がある
周りは池だらけだ
しかも高い所から順番に低い所までつぎつぎと池がある
ここにブラックバスを放されてはたまらない
つぎつぎとブラックバスのみがいる池になったのだ
山中で誰も来ないような池だけが従来の生態系を残している有様である
テレビでブラックバスをつるのを放映している
近くの町の池は有名でよくテレビにでる
大きいバスをつりあげた子供の写真が雑誌や新聞に載のることもある
バスつり大会やさらにプロと称する釣り師まであらわれた
魚釣りを職業としている人である
大会の賞金やテレビ出演でメシを食っていると思われる
釣り好きは大人から子供まで広範囲に広がっている
近所の池(複数)では土日の休みはもちろん週日にも朝早くから夜遅くまで熱心に釣っている
キャッチアンドリリースで釣ったブラックバスは放すのである
放すときに隣の池に放すから次々に池はブラックバスだらけになる
ブラックバスは小魚を食べる
在来種のフナや鯉こいの小魚を食べつくす
文字通りで在来種は絶滅してしまう
日本一大きな湖である琵琶湖でさえ在来種がとれなくなって漁師は生活がなりたたなくなった
しかも日本人はブラックバスを食べないのである
テレビでブラックバスを食べようと料理をしていた
鯛たいに似た白身であっさりしているそうだ
しかし誰も食べない
戦後のような食料難でもならない限り食べないだろう
フナや鯉こいは食べている
ひとつだけブラックバスでよいことと思われるのが釣り趣味の人口が増えたことである
自然に接する機会を都会の青少年に与えたのはよかった
つりは自然を学ぶよい機会である
つりは危険をともなう
池には、子供は池に入るな、大人と一緒に釣りをせよ、危険という手製の立て札がいたる所にたっている
(それでも釣りをしている)
なかには柵をしているがいつのまにか金網を破って釣りをしている
ボートを浮べて釣りをしている
女性は釣りをしていないが、彼氏に付き合って釣りをしている場合は例外である
指定された外来種は排除するのである(見つけしだい殺す)
意図的にブラックバスを放す、も今後なくなるだろう→移動禁止
しかしいったんなくなったメダカや水中の虫をよみがえらすのはむつかしだろう
タガメ(虫)はどこの田んぼでも見かけたが今では絶滅危険種にしていされている
自然の変化は恐ろしいほどである→農薬
トキの絶滅は日本在来種の絶滅の赤信号であったのだ
今年9月から但馬のコウノトリの自然放鳥が始まる
昨年に大陸から飛来したコウノトリは自由に田畑を飛びまわって生活している
今年は松の木の上に巣を小枝などでつくっている→オス
田や畑で農薬をつかわない自然栽培や田にどじょうなどを増やしてコウノトリが住みやすい環境作りがようやく実ろうとしている
長い年月と努力がかかったのである
それほど自然環境は従来とは違っていることに気がつかなかったのだ
まして従来の日本の自然はほっておいてもどるものでない
外来種の指定は遅すぎた
しかしコウノトリのように努力すればもどるという希望も与えた
まず都会を出て自然に接する機会を増やすのはよいことだと思う
ブラックバス釣りだけが自然と接する機会ではない
自分が好きなものをすればよいと思う
いなかの人は都会の人が自然の中に接するのを温かく見まもってほしい