母子家庭
母子家庭は122万世帯、父子家庭17万世帯、→厚労省調査(朝日、産経)
過去最多である→28%の増加(5年毎調査)
(国勢調査をもとに無作為抽出した母子、父子家庭に仕事や収入を聞いた)
母子家庭の年収は212万で17万減った(福祉、養育費含む)
養育費を実際に受け取っている人は17%で前の20%より減少
月平均4万4660円で前より8540円減った
43%の母親が困っていることは家計である
半分弱の母親は「食べていく」のに困っているのが現状である
社会がうまくいっているかどうかを見るには弱者を見ればよくわかる
母子家庭がそれにあたるだろう
自立、自己責任が言われるが収入、養育費ともに減っている
仕事はどうか
常用は39%→前回50%
臨時、パート49%→前回38%
仕事は本採用が半分だったが今回は40%をわった
逆にパートは10%増えた
仕事の条件や収入が悪くなったことを意味する
不況である
しわ寄せは一番の弱者に来ているのである→子供
離婚が98万世帯(50%増加)
未婚の母が7万世帯(1.7%増加)
死別15万世帯(18%減)
離婚が圧倒的に増えているのだ(5年間で50%増し)
世間の風潮は女の自立と離婚をすすめている
暴力夫に耐えられない、はわかる
しかし安易に離婚していないだろうか
離婚後の生活のメドがたたないのが現状である
仕事は減っている(パートしかない、のが現状だ)
パートではいくら働いても年金(厚生年金)があたらない
国民年金の掛け金も払えない→国民年金ももらえない、のが多いと推測される
生活条件や老後の保障も5年間で悪化している
不況である
不況で母子家庭の社会生活(つきあい)や家庭生活(家計)は破綻寸前である
高校進学は今や95%である(社会生活にはいる)
しかし十分に高校生活を子供がおくれるのかが疑問である
昔のように修学旅行も行けない生徒が出てきそうである
さらに大学進学は絶望の感じがする→年収212万円
地方から東京に進学するには1千万円以上いるだろう
自宅から通えば半額、さらに国公立へ進学すればその半分の学費である=約1/4
これも国公立が法人立大学になって私立大学と変わらなくなった
本人がアルバイトをして学業と両立せねばならない、は目に見えている
大学時代にアルバイトをし過ぎて(条件がよくなかったので)退学した学生を知っている(40年前だが)
その時と母子家庭とは同じに見える
きびしいのである
不況では自立できないのである
経済(家計)は生活の基盤である
お金がなくては生きて行けない
ギリギリの生活というのが目に見える
40年前の大卒の月給は2万円少し上だった
(今は大卒の初任給は20万円である、10倍になった)
母子家庭を見る限り昔の知恵がよみがえる
子供のために離婚をしない(がまんする)
仕事はないので働ける所はどこでも行く
子供の大学進学はあきらめる
(良くできる生徒は奨学金をもらえたら進学する)
親戚や頼れる者はすべて利用する、等である
皆貧しかったのでお互いに頼り、頼られる仕組みがあったのだ
今はバラバラである
助けのない社会に自立、自己責任を言っても何の役にもたたない
→大阪弁でクソの役にもたたない、と言う
逆にいじめているだけだ
世間の言うことに踊らされてひどい目にあう見本である
結婚難で離婚が多い、では家庭は保てない
家庭は社会の基礎である、と言った人の意見を聞きたい
お母さんの細腕が折れそう、と言う見出しが新聞に出たのは何十年も前のことだった
今も状況は変わっていない