奨励金
電気製品を売ったら販売店に出るお金である
これで関西系の量販店は一社(上新電機)を残して倒産または他社の傘下に入った
ニノミヤがモルガン信託銀行からの申し出によって会社更生法が適応された
のっとられた、とある評論家が言った
これにより店は一時的に閉まり経営者は交代する
民事再生法では経営者や店員はそのままで会社の更正をする
バブル崩壊前は更正法だけだったがバブル崩壊後倒産が多いので民事再生法ができた
再生法では取引先はお金の凍結を裁判所から求められるので商売はあくる日からもできる
関東系の量販店が関西に進出した
山田電気、ヨトバシカメラ、ビッグカメラ、コジマである
コジマの店員のアクセントが関東だったので出身先を聞くと八戸だった
店員が関東、東北出身者となっているのだ
女性の服のアウトレットでは「しまむら」ができた
近所で3店が適当な間隔をあけてある
店によって少しずつ置いている品物が違う
一番遠い店で見つけたのは腰がゴム付きのトレパンで裾すそがズボンのように開いている(先がゴムですぼんではいない)
ウエストがやたらに出っ張っていわゆる西洋梨型の体型ではこれがはきやすい
洋服屋が身長対ウエストの割合では肥満です、と言われてから20年たつ
もはや回復不可能である
夏用と冬用(裏地がついている)が2つその店に入るので買う(誰も買わない?残っている)
ペットボトルからできる合繊なので値段が安いのもよい(中国製、縫製も中国製)
本社は群馬県にある、と店員が言った
関東系の店が関西をせっけんするのは奨励金のおかげだと思う
大量に全国で売るからだ
寡占化かせんかが進んでいる
このままいくと家電店は10の店に統一されるだろう
さらに寡占化がすすんで4〜5の店になり独占になるのだ
独占資本主義という昔習ったことばを思いだした
小泉首相の言う構造改革とは独占資本主義を実現することだったのか?
能率の劣る所をつぶしていってもうかる所を残したら寡占化、独占がすすむのは当たり前である
競争の原理の行き着く先である
もうひとつ習ったことを書こう
独占した企業は自分の思う値段で商品を売ることができる、と教科書、いや児童百科事典に書いてあった
子供でもわかる理屈である
結局、消費者は高い買い物をしなければならない
で、独占禁止法がある→トラスト禁止法(いわゆる談合禁止である)
競争を促して消費者に安く買ってもらう法律である
アメリカの航空会社は自由競争が始まったとたんパンナム、ユナイテッドをはじめ大会社の倒産が続き、いまでは実質倒産した会社が飛行機を飛ばしていると非難されている
運賃が安くなって会社がもうからなくなったからだ
IT産業もそうである
結局、マイクロソフトに集約された(他はもうからない)
IBMパソコン部門は中国の会社に売られた
他はフリウエア=フリーソフト(無料)として商品を提供せざるを得なくなったのだ
利益がなくなっては資本主義の理屈から経済の発展はあるのだろうか
働いた分を上乗せして商品を売る、というのが健全な経済ではなかったのか
投機(バクチ的もうけ)が非難されるのもここにある
資本主義はバクチだと言う状態がでているように思う
投資しただけの利益が上げられなくなっている
町の電気屋さんはとっくに店を閉めた
残っているのが不思議だがいまでも2、3軒がある
電気配線工事で食いつないでいると言っていた
技術でなりたっているのだ(電気製品の販売ではない)
ダイエー、西友などのスーパーや百貨店の倒産が続いている
この先経済はどうなるのか
政府は景気が回復したと言う
しかし株価は1万1千円台を上がったり下がったりを1年間くりかえしている
これは不況である
低成長とも言う
自由に資本主義を野ばなしにしていたらどうなるのか
昭和はじめの恐慌とそれにつづく第二次大戦で骨身にしみたはずだ
ヨーロッパでは新しい経済理論ができてアメリカの資本主義は特殊な環境から生まれたとする
日本に適した経済理論はいつできるのだろうか
学者にがんばってもらいたい(今までなかった)
アメリカの追従では日本沈没の可能性がでてきた