子供の労働
「貧すりゃドンする」とはこのことだ
子供(中学生)が働いている
他人の身分証明書をコピー(10円)して、社員派遣会社に提出すれば、働ける
建設現場や単純労働などの職場である
実態は詳しくわかっていない(始まったばかり?)
時給は千円/時ほどらしい
パートは、千円の時給X8時間X30日(休みなし)=24万円
だが、ソレよりも低い時給もある
さらに、交通費など諸経費を引くと、実質20万少しだろう
これが、パート=臨時社員の実態だ
パートは、今1200万人以上いる
父がパート=臨時社員の家庭は、これから推測すると、相当あると思われる
大阪では、3割の児童が、就学費援助を受けている
約3割の家庭に、貯金はない
これらが、貧困層である
子供は、家庭におカネがないとわかると、「食べるため」(→学ぶためでない)に働く
従来は、高校生がアルバイトをしていた
外食産業や店員で、高校生が働いているのをよく見かけたものだ
高校生も家庭が失業などで貧しくなると、働きにでる
学校に届けると、許可がでる
許可がなくても働いていたが、無許可アルバイトは、学校から罰せられた
学校は、「学ぶ」所だという意識が、社会全体にはっきりしていた
しかし、(今年は違うらしいがーー)これまで、大卒や高校生の就職率が悪く、「氷河期」と言われた
さらに、法律改正で、簡単に会社が社員を解雇できるようになった
「パート法」である
正社員を臨時社員=パートにしたら、3割が家庭の収入では、暮らしていけなくなった→貧困層
その家庭の子供は、「食べるため」に働きに出る、というわけだ
これは、アジアや中南米などの後進国の話でなく、世界第2位の経済大国=先進国「日本」の話である
「政治」がどこかおかしい、と思わざるをえない
政治は、「富の分配」をするところだからーー
一方、竹中氏のsupply-side economics(金持ち減税策)で、金持ちは、「ヒルズ族」に見られるように、豊かな生活をしている
300万円の3ナンバー(大型車)が、飛ぶように売れる→2極化(階層分化)
トヨタは、実質、世界一の自動車会社になった
戦後、中学校の先生が、家庭訪問をして、「生徒を学校によこしてください」と父兄に言った
「働かなくては、食べられない」というのが、返事だった
貧しい家庭の子供(特に男子中学生)は、肉体労働ができるようになると、働きに出た
もちろん、当時は、大部分が、何らかの形で、農業をしていたから、子供(男女とも)、特に農繁期になると手伝いをした
春、秋には、農村では、「農繁のうはんき期休業」があった
父母も、子供の「労働」をあてにしていた、のだ
子供も、いやいやながら(遊びたいのがホンネ)、手伝ったものだ
農業労働は、重労働である
食べ物も貧しく、激しい労働をしても、春なら「焼きさば」を食べれば、良いほうだった
(焼きさばが、今では、空弁=飛行機の弁当、として人気があるのは、皮肉だ)
そのような魚もロクに食べられなかった時代だった
戦後、10年までは、卒業生の半数の「中卒」が、就職した
半数(少し上)しか進学=高校に行けなかった
ようやく、昭和40年代(戦後20年)で、高校進学率は、(ほぼ)今のようになった
勉強するのには、まず、家庭の「経済力」がいる、ということは、明らかである
さらに、大学進学となると、3割台が長く続いて(これは余り変わらなかったが)最近では5割近くになったと言う
しかし、少子化で、子供の数が減って、大学全入?になり、「大学の倒産」が言われている
学校(=あらゆる学校)は、架空の上の「理想の城」ではない
大学は行かなくてもよいが、「義務教育」は行かなくてはいけない
基礎の教育だからーー(→準義務教育=高校も含むとする)
兵士になるには、「読み書き」ができなくてはならない、と明治政府が「小学校」を作ったのは有名だ
しかし、学校建設費を、住民に押しつけたので、「義務教育」反対の「反乱」も起こった
教育は、それほど、「経済力」と関係がある
今でも、「東大」に行けるのは、「金持ち」と決まっている?のだ
塾に行かずには、「東大」に行けないのは、常識?だ
阿部氏は、「愛国心」を教育改正で教育に入れたが、学校に行かずに「働いている」子供も、これなら言える
このように、口で簡単に言えるのが、教育である。というのはおかしい
教育は、子供=人を育てることで、時間がかかる
「愛国心」は、教育とは関係がない
「洗脳」と言う→軍国主義
阿部氏の言う「美しい」国を、働いている「子供の労働者」には、見えないだろう
児童労働者?は、目先の「カネもうけ」しか、頭にないからだ
児童労働は、教育とは、ほど遠い
戦後、豊かになったので、労働を知らなかった子供は、「失業状態」で、暇ひまだったと言われていた
ココ当地では、中学生に「トライヤルウイーク」で1週間ほど、店や会社で働いている
これは、人気である
「社会に役立っている」と実感がわくからだ
今、働く子供が出て?子供の犯罪率は下がった(→理由は不明)
しかし、子供が働いた「賃金」で、「遊ぶ」のは問題だ
Roger Pulvers氏が指摘するのだが、明治政府は、ゆがんだ軍国主義と閉鎖的な会社(財閥)を作って、その結果、破滅的な敗戦となった
さらに、神道的な(偽の)精神主義を作った、と言う→天皇崇拝すうはい
戦後、これらをなくしたので、日本は本来の「伝統」に帰って、繁栄をとりもどした
阿部氏は、これらを復活させようとしている→憲法改正?
「いつか来た道」である
阿部氏のいう「美しい日本」は、「偽にせもの」であると、外国人が指摘するようになった
日本は、これまでと違って、外国から警戒される国となっている→北朝鮮
国連の常任理事国入りは、遠い「夢」となってしまった→中国
将来、「現場」で「児童労働者の負傷」が指摘されている
現場は、「事故」がつきものだからーー
これは、恐ろしい「悪夢」だ
実際、外国人児童が、事故で負傷している→労働災害?
外国人の子供は、日本では、教育の義務がない